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【ウチの不登校④】「学校なんて行かなくてもいいよ」は正解だったのか?卒業式でひと区切り。

中学3年の冬。

受験シーズンが始まりました。

前回までの話はコチラ↓

【ウチの不登校③】コロナ禍での休校で加速?在宅中の私がかけてしまった呪い

 

私が住む県は、最近は私立高校も人気がありますが、公立高校がまだまだ力のある地域です。

公立1校、私立1校までしか受験することができないので、どちらかが滑り止めの感覚です。

 

次女は、日により

「学校なんてもう行く必要がない…」

「△△部とかあるとこがいいよねー」

「何もしたくない…」

「〇〇高校に行きたいな♪」

と、言うことが変わることも多く、次女がどうしたいのかが全く分かりない…

 

それでも、公立高校を受験する際の内申書に書かれる欠席数が多いというのが、合否でのハンデとなるので、欠席数を今以上増やさないように、必死でたたき起こして車に押し込んで学校に連れて行ってました。

 

通信制高校に決めるまで

冬休み前に、三者面談しつつ、どの高校を受験するか決めます。

高校説明会で「欠席数がこれくらいで、今こんな感じだけど、成績はこれくらいですが、どうですか?」と相談した時、いい感触をもらえた公立・私立高校を選ぶことに。

もちろん、次女と話し合いましたが、気持ちがグラグラ動き、本当にこれでいいのか?と悩ましい日々でした。

 

冬休みが明けて1日目。

私はまた、在宅ワークをしていたのですが、帰宅した次女は、超ハイテンション!

ものすごい勢いで話し、笑い、受験の方向性が決まってスッキリしたのかな♪なんて嬉しくて泣きそうな気持ちになったのを覚えています。

 

なのに、なーぜー?

翌日から、またどよよーんとした顔で、「お腹痛い…」となってしまいました。

昨日のあのテンションは何?そこから何があったの?

と頭フル回転しても分かりません。

 

幸い、学校の先生に休みの連絡をしたら、「12月末までが内申書に書かれる欠席日数になるから、無理させず気持ちを少しずつ作っていければいい」と言ってくれたので、何日がそのまま休ませました。

でも、そこから2週間くらい全く行けず、高校受験の出願が迫る中、私は決断して言いました。

 

「そんなに苦しくて行きたくないと思ってしまうくらいなら、学校なんて行かなくたっていいんだよ」

 

私立高校の出願も過ぎ、受験日も過ぎ、公立高校の受験日も過ぎ。

次女は県内に本拠地のある通信制高校を受験することにしました。

 

「学校に行かなくていいよ」と言ってからも、高卒資格だけはあった方がいいと伝えて、学校説明会でとても明るい雰囲気だった学校を選びました。

受験と言っても、面接だけ。

私立高校の受験日と同じ日がメインの受験日だったせいか、その日受験したのは3人だけだったみたいですが、とにもかくにも合格!

 

通信制の学校のイメージと違いました

次女の不登校が長く続き、全日制の公立・私立高校だけでなく、通信制も考えだしてた私。

メイク好きの次女だから、美容関連の強い学校含め、3校の通信制高校の学校説明会に行きました。

 

本人がここならいいと思ってくれないとどうしようもないので一緒に行きましたが、2つは帰宅中にすぐ「あそこは何か嫌だ」と言っていました。

でもあと1つは、説明会にいた先輩たちが明るく可愛く楽しそうで、本人も悪くないかなという印象を持ったみたいでした。

私的には、説明会で先生が「ほぼ100%の生徒が高卒資格取得はもちろん、3年で卒業している」と言っていたことが希望でした!

年々不登校になる生徒の数は増えているし、通信制を選ぶのは不登校からの進学が多いのは分かっていましたが、途中で辞めてしまう子も多いのかな?なんて思っていたので。

 

結局、消去法でその学校にしたのですが、私が抱いていた昔の通信制のイメージとはかなりかけ離れた場所でした。

「嫌だ」と言っていた学校もそれぞれ特色があり、より専門的な技術を学べたり夢に向かって時間を使えたり。

全てプリントやネットで勉強するのがメインと思っていたら、週5日通うコースもありビックリしました。

 

卒業式に出るのか出ないのか。それが問題?問題じゃないんだろうな。

通信制高校を受験し、合格。

その後の卒業式までの2週間程度は、何か気が楽になったのか週3日4日通えるようになりました。

卒業式の練習や、修学旅行のかわりの日帰り遠足などがあり、学校の重さが少なかったからかも?

 

とはいえ、卒業式当日まで、行くの?行かないの?行けないの?と詰め寄ることも出来ず、まあ行けなかったら仕方ないか…。

行かなくていいよと言ったのは私だし。

もう会えなくなる友だちもいるかもだけど、それは次女が決めることだ…。

(母もママ友とお別れしたいけどね)

と思うようにしてましたが、もともとエモいのが大好物の私は、卒業関連の曲を聴いては寂しいな…と思ってました。

 

藤井風くんの『旅路』とか

Greeeenの『遥か』とか

レミオロメンの『3月9日』とか

 

卒業式当日。

次女はちゃんと支度をし、卒業式へ。

 

当日までドキドキしたけど私も安心したし、ママ友や担任の先生にお礼も言えたし、良かった。

 

今はいろんな思いがあるんだろうけど、大人になって思い出すのって行事だったりして。

それって、いい大人になんないと分からんのだよねえ。

だから、行ってよかったと思うかどうかはもっと先だとは思うけどね。

 

とにかく。

いい区切りをつけられたことだけは、本当によかった!

 

➡続きます

【ウチの不登校⑤】通信制高校のレベルにガッカリしつつアルバイトやJKを楽しめるように!

  • この記事を書いた人

りる

~アラフィフのショロジョ(初老女子)~ ソロ活もオシャレも楽しみたい♪そんな暮らし目指してます。 進学して一人暮らしの長女。 中学で不登校→通信高校→専門学校生の次女。 産んだはずのない長男(夫)の4人家族。

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